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2016.09.12

節薬バッグで医療費抑制

横須賀市薬剤師会がなにやら面白そうな試みを行うようです。
というのも、今秋から、家庭などで飲み残した医薬品を次回の処方量に反映させるため「節薬バッグ」なるものの運用を試行するのだそうです。

ネイビーバッグ

これは、趣旨に賛同する横須賀市周辺の保険薬局60店舗以上で先行実施する予定で、削減効果などを見極めながら三浦半島全域に広げていきたいのだそうです。

これは、なかなか素晴らしい試みですね。

この試みがどのようなものなのかというと、参加薬局が、患者の希望に応じて濃紺の「ネイビーバッグ」を配布し、過去に処方されたけれど使い切れなかった医薬品などを持参してもらい、その使用期限などをチェックするのだそうです。

また、それだけでなく新たに同じ薬を処方する場合、重複分を減らすよう医療機関や主治医と調整するほか、複数の薬局を利用する患者の飲み合わせも確認し、誤服用防止や副作用のリスク軽減にもつなげるのだとか。

やはり、国の方針だけでなく、現場からの動きが一番効果がありそうですね。

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